(庄川のイワナ)
6月1日 庄川
久々に叺谷上流へ行ってみた。が、入り口に車が2台。少し下った夫婦滝上に下りるとこにも車あり。
やむなく北上する。
ひるがのを超えた御手洗川も釣り人らしき車だらけ。それから寺河戸川を遡るもフライマンらしき車だらけ。
道をどんどん進んで峠を越えたあたりで左折して庄川上流に抜ける。
林道が川に近くなるあたりで釣り人が宴会準備中?で、その下の橋で入ろうかと思ったら釣り人がいて、さらに下ってやっとこ開いてるとこに入った。
この釣り人の多さは2日前の雨のせいでしょうね。ことわざで言う、「雨後の釣り人」
釣りですが、その雨のせいで少し増水してて、それはそれは釣れそうな気がしたけど、出るのは仔アマゴばかりでフッキングにもいたらず、2時間もかけてやっとこイワナを1匹で前半終了。

さてどこで昼食をとろうかと思って林道を戻って、さらに庄川の上流に行ってみたら、たぶん釣り人もいたとは思うけれども、ここは山菜採りでごった返してます。こんなとこでカップ焼きそばはすすれん。いっそ郡上まで引き返そうかと思って寺河戸へ戻ったら、その上流部が開いてた。
コンクリ橋の上であぐら椅子出して、カップ焼きそばすすってビールもすすって、宮部みゆきさんの「堪忍箱」読んで1時間ばかりのんびりとできた。
それからその橋から釣り初めて、ゆっくりゆっくり釣っていくと、飽きない程度にイワナが顔を出してくれて、まあ満足。サイズは20pくらいですが・・・。

(寒水のヒメレンゲ)
6月8日 久沢川?
今回も久々の川へ行こうと、油坂峠を越えて夢の架け橋を渡って、ダム湖沿いの道をクネクネ進んで小一時間。やっとこ久沢川の入口の林道に差し掛かったところ、う〜ん、まだ工事中でした。崩れた崖は補修してあるし、道の土砂も撤去して綺麗になってるけれども、もっとしっかりと直すらしい。もっともその先の道もどうなっとるか解からんし・・・。まあ、今年はここへは行かなくていいか。
でもせっかくここまで来たんだからと伊勢川まで行って竿を出す。去年の熊棚の残骸を眺めながら釣り進むも・・・、全く出ません。浅い淵の端っこに立つと、ウグイの群れが流れ込みに走ってポイントをつぶしてくれるし。。。
1時間半で挫けた。

さてどこで昼食にしようかとクネクネ道を戻って、やっぱり今季初の林谷に行く。
バックウォーター付近には人は居なかったけれど日陰がなかったので先に進んで、橋のあたりには山菜採りがいたのでさらに進んで、もう少し上流に落ち着く。
車は谷側の広場に停めて、でもそこは日陰がないので、林道挟んだ山側の日陰にあぐら椅子やらクーラーボックスを置いて落ち着く。缶ビール開けてスポーツスターに点火してホッとする。涼しい風がふわりとそよいで気持ちい良い。タバコをプカッ〜とする。
と、その時、私の坐ってる右手上方で「トントントン」とにぶい音がした。何かの動物かと思って緊張して右手に眼をやる。すると、私の坐ってる2メートル横に、直径20p位の石が落ちて来て、林道を転がって車の手前で止まった。
おっおっ!!もし私が2メートル右に落ち着いてたら、多分痛いじゃあ済まなかった。急に怖くなって、涼しい山側から陽射しの強くて暑い谷側に移動してカップ焼きそばをすすったのでした。
その後の林谷ですが、ここもちっとも釣れなんだ。

翌9日。寒水川。渇水の中しつこくドライフライを流すと、まあ、ポツポツと釣れた。ウェットにすると反応は早くはなるものの小イワナも反応するので、やっぱりドライフライがよいです。
ヒメレンゲの季節ですねぇ〜。

(寒水のイワナ)
6月16日 牛道川〜
朝テレビのチャンネルをポチポチやってたら、なにやら聞き覚えのある音楽が流れてきた。
ゾゾーン・ゾゾーン・ゾゾーンとおぞましい不協和音。おやこれは先日NHKでやってたクラシックバレエの曲ではないか。
そのバレエの振り付けはとてもクラシックとは思えないほどに前衛的で土着的でエロチックで(視覚的にも)、びっくらこいて見入ってしまって、私、その中のポーズが気に行ってしまい(両足をM字型に開いて、両腕もM字型に開いて、それをゾゾーン・ゾゾーンと上下に揺さぶる)、ここんところ、そのポーズ真似してました。(実際には身体が堅くって真似できない。あのポーズは素人じゃあできない)
その番組は「題名のない音楽会」で、この回はムソルングスキーの「春の祭典」の特集でした。なるほどあれは「春の祭典」というのか。クラシック界では好きな曲1位で嫌いな曲1位にランキングされてるとか。なるほどそれは私でも解かる。
30分の番組をしっかりと見て、最後にあのポーズをやって釣りに出かける。ゾゾーン・ゾゾーン・・・・・。

10時に牛道の上流に着くも先行者あり。なので少し戻って橋から入ったけれど、1時間半で1匹も釣れなかった。たまに魚は見るんだけどね〜。
やむなく寒水に行ってカップ焼きそば食って釣り始めたら、まあ、飽きない程度には出てくれた。
この超渇水の中でも、けなげに出てくれるお魚は、ありがたいです。

あともうひとつ、近頃気になる事があるんですが、中国の周金平主席ですが、あの方、日本の自民党の、中川秀直さんにそっくりじゃあありませんか?

(田茂谷のイワナ)
6月20日 宮ヶ洞
少しばかり八幡に用事がありまして出かけましたが、それは15分で終わる。せっかくここまで来たんだからと宮ヶ洞へ。
先日の雨で増水してますが、ここは河原があるので遡行するのも楽です。魚影の薄いこの谷ですが、この増水なら釣れるんじゃないかと・・・、と、思ったものの、時折小物が出るだけ。針がかりもしない。そして1時間してやっとこさ1匹釣る。・・・カワムツ。もしかして時折出る小物はカワムツだったか・・・。
この谷はやはり春先の足慣らしでしかないのか・・・?
挫けて田茂谷へ飛ぶ。水が多いのでとことん上流へ行ってカップ焼きそばすすってビールを頂いて谷へ下りる。
ここまで来るとさすがに魚のサイズは小さくなりますが、でもポツポツとは出てくれて、宮ヶ洞のストレスだけは発散できました。

翌日は油坂下の九頭竜へ行くも釣り人だらけ。田茂谷も林谷も水が多そうだからと前坂谷へ行く。
釣り人無し。
早々に釣り始めたら、パタパタパタと3匹釣れた。この谷にしては良型(7寸程度だけど・・)
オォ〜入れ食いじゃぁ〜〜、と思ったのは一瞬で、その後は時折、小振りなイワナが釣れただけでした。

(暗雲の垂れこめる、庄川上流の空)
6月29日 庄川
クマの事故のニュースなんかを見ると、つい気になってしまいますね。
私、結構過敏。「クマに会う方法」なる本を読み返しました。
さてクマはいったいどんな食事をしているのか。
まず冬眠開け。このころはまだ食料も少なく、去年落ちたドングリ探したり、枝をかじったりしてるらしい。
もう少し季節が進むとフキノトウやらザゼンソウやらアザミなんかを食って、色んな若芽が出てくると、それを食う。ブナの若芽は大好物らしい。あと、ネマガリタケも一杯食うとか。庄川の上流にもタケノコ食いに来たのかな?
そして今の季節。
シシウドやらウワバミソウを食うらしい。私はシシウドは食ったことはないけれど、ウワバミソウは時々食います。おひたしにすると美味しい。で、そんんな草は渓流のいたるところにありますね。
私以前、入谷へ行った折、シシウドの群生した所になにやら動物が食った跡があって、その後ろの草むらにはなにやらが移動した跡があって、「これはカモシカか何かだ!」と自分に言い聞かせて釣った記憶があります。もっともこの谷の山では、知人がクマの皮剥ぎを確認してるし(一説によると、皮剥ぎのある場所で冬眠するらしい)テンカラ師がちゃんとクマ見てるし・・・。なので一人でここへ行く時には青天の日の日中にしか行きません。(知らない頃には夕まずめに行ってた。知らないほうが幸せのこともある)
そしてこの時期の特徴として、クマの繁殖期にあたるのです。クマはこの時期、渓流沿いにある草を食いながら、コーフンして伴侶を探しておるのです。
よーするに、釣り人にとっては、この時期には一番注意したほうがよろしいということ。
その後夏になると昆虫類も食うようになって蜂の巣は大好物で(スズメバチに刺されても動じない)クルミ食って、秋になったら仕上げにドングリ食ってお休みにつく。

さて29日。朝は晴れてたものの、午後からは雨が降るらしい。
水量も考えて庄川の上流へ行く。2台の車をやり過ごしてその上流に10時半着。白鳥を出た時には晴れてたものの、もう空は黒雲の覆われてる。雨の降る前に釣らねば・・。
早々に入渓。心配してたクモの巣は全くない。朝一で入った人が払ってくれたか。でもポツポツ釣れた。久々にアマゴも釣れた。まあ、満足。
少し下って昼食。今にも雨が降りそうだけど、前半で満足したのでのんびりと文庫本を広げる。でも雨は降らなくって、目の前の伐採区間を釣る。ここはお気に入り区間だったけれど、情緒がなくなった。それに伐採された枝やら幹やらが谷に横たわっててうっとうしい。唯一の利点は、谷に入りやすくて出やすいだけか。とりあえず、何匹かは釣れた。

普段の私の行いが功を奏したのか、結局雨は降らなかった。